今までの吸着脱臭装置との比較
今までの吸着脱臭装置での臭いの対策方法と、その問題点をラクラク脱臭WRA型でどのように解決したかをご説明します。
今までの対策
対策 | 効果 | 問題点 |
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× |
主な悪臭成分である硫化水素やアンモニア等には強い腐食性があり、除湿機そのものがダメージを受けるために使用できない。 |
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△ |
ガス中に混合している霧状の微細な水滴等は十分に除去可能であるが、結露の原因となる飽和水蒸気には効果がない。 |
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○ |
結露対策としての効果が十分に高い反面、ダクトを含めた装置全体を保温し続けるためには多額の費用が必要となる。 |
上の表からわかるように、(1)および(2)の方法では結露対策が不十分です。 また、(3)の方法は費用面とメンテナンス面に問題を抱えており、「低価格」「導入・運用が容易」という吸着方式の利点を相殺してしまうことになります。
ラクラク脱臭WRA型での解決方法
特殊加工されたごく薄い細管に悪臭ガスを分散通過させます。その際、スパイラル状に臭気が細管に接触し、悪臭ガスに含まれる微細な水分および水蒸気が管内に発生しこれを除去します(除湿機能)。 この機能により、脱臭機付近では結露の発生が全くなくなります。